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交通事故による後遺障害等級認定・損害賠償請求

弁護士法人 みお綜合法律事務所

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脊髄損傷の立証について

脊髄損傷の立証について

脊髄損傷の存在を立証するには、以下のような証拠が必要です。

(1) 画像所見
MRIで脊髄損傷そのものを示す画像があれば、強い証拠となります。また、レントゲンに脊椎の骨折や脱臼を示す画像が有るかどうかも重要です。しかし、画像所見がない場合は立証が難しくなります。
(2) 各種反射検査
神経学的検査のひとつとして、各種反射検査(深部腱反射、表在反射、病的反射)を行います。身体の各部分に刺激を与え、これに対する反射の状況を検査します。脊髄に異常があれば、腱反射が亢進(過剰反応)したり、特定の病的反射が出現したりします。 例えば、足裏をとがったものでかかとからつま先に向けてこすると、足親指が反り返り、他の4本の指が外に開く反射を「バビンスキー反射」と言い、この現象は、脊髄損傷を疑う病的反射の一種となります。 反射の有無は被検査者の意思に左右されにくいので、反射検査の結果は重要視されることがあります。
(3) 徒手筋力検査(MMT)
徒手筋力検査では、身体の各部位の筋力を測定します。検査結果の分布から、障害された脊髄の部分を推定することができます。
<参考裁判例>
大阪地裁 平成18年4月26日判決(自保ジャーナル1662号2頁)
画像上の診断について、MRI画像上、頸髄の異常所見の有無について、対立した医師意見が複数あるケースにおいて、反射の異常や症状の推移を踏まえて、事故による脊髄損傷の発生を認めた裁判例